【感動する話】大好きな彼への手紙

 

エイタカ
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これから時々、

恋人・夫婦・家族の感動する話

を届けたいと思います。

 

その理由はこれから出会うであろう

パートナーを大切にしてほしいから。

 

ネットで出回ってる感動する話をシェアする形になりますが、

婚活の気分転換や箸休めに見えていただければと思います。

 

感動する話は悲しい話が多いです。

 

別れや死別など非現実的に思える話も多いですが、

このブログで取り上げるのは実話といわれているものばかりです。

悲しくて辛くなってしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、こういう現実もあるんだと知っておくことで、

大事なパートナーが出来た時に、

一瞬一瞬を大切にしようと思えるのです。

 

それではお付き合いください。

 

大好きな彼への手紙

 

24歳のとき、私は、人生のどん底にいました。

 

6年付き合って婚約までした彼には、

私の高校時代の友人と駆け落ちされました。

その後に父親が死に、後を追うように母も自殺。

 

葬式やらなんやらで会社を休んでいる間に、

私の仕事は後輩に行ってしまい、

残された仕事はお茶汲みと資料整理だけ。

 

そして彼に逃げられたことも会社に広まり、私は笑い者でした。

 

もういっそ死んでしまおう 。

 

そう思って、アパートに帰り、

元彼のネクタイで首吊りようの縄を作り

「人生が嫌になったので自殺します」

と遺書を残し首に縄をかけました。

 

あぁ、終わる

私の人生はなんだったんだろう・・・。

 

でも、

立っていた椅子を倒そうとした時でした。

 

ガチャッ・・・。

 

アパートの扉が開き、知らない男の人と目が合いました。

その時の私は相当間抜けだったと思います。

 

でも、その男の人も間抜けな顔をしてこの状況に困惑していました。

 

「お、降りてください!!」

 

でもすぐにその人は靴も脱がずに部屋に上がってきました。

私を抱き上げ縄を外すと私をジッと見つめました 。

 

「部屋を間違いました」

 

それだけ言うとその人は静かに部屋から出て行きました。

私は突然のことに脱力し、そのまま眠りにつきました。

 

次の日いつも通りに仕事に行き、

いつも通りに雑用を任され、

いつも通りの時間が過ぎていきました 。

 

ですが、いつも通りではないことが一つだけありました。

私の部屋の前に、誰か立っているのです 。

それが誰なのかはすぐに分かりました

 

その人は私を見ると

軽く頭を下げて私の元にも歩いてきました。

 

「昨日はすいませんでした、僕の部屋はあなたの上の階なのですが、

昨日は酔っていてなにかお詫びがしたいです、お暇ですか?」

 

その人は優しく素直な人でした

 

私と同い年だったこともあり、

いくつかの飲み屋をはしごするうちに自然と打ち解けられました。

 

初対面のはずが、会話が途切れないのです。

 

5軒目を出たときには、

2人とも真っ赤な顔をしてフラフラしていました

 

駅前のベンチに2人で座り、

また他愛もないことを話しだします 。

 

「君といると楽しいよ」

「私も楽しい」

「だから、死なないで」

 

彼の声は真剣でした。

 

色々な話をしましたが、

私が自殺しようとしたことについて

彼が何か言ったのはこれが初めてでした。

 

「もう分からない、私が生きている意味も、何のために生きていけばいいのかも」

 

婚約者のこと、両親のこと、会社のこと、

私が話している間、彼は黙って聞いていました・

 

私が涙で言葉を詰まらせると、

彼は優しく背中を撫でてくれました 。

 

「なら、僕のために生きてください 僕はあなたのために生きていきます」

 

今考えてると、こんなことを言ってしまう彼も、

大泣きしながら頷いた私も、酔っていたのです。

 

普通なら、初対面の女にこんなことは言わないし、

私だって初対面の男の言葉を信じるはずがありません 。

 

でも彼は、私を幸せにしてくれました。

 

どちらも一人暮らしだったため、

夕飯はどちらかの部屋で食べるようになりました 。

 

私は料理が得意ではありませんでしたが、

彼の料理は絶品でした。

 

そして半年が経ち、私の誕生日がやってきました。

仕事から帰ると、あの日のように彼が部屋の前に立っているのです。

 

「おめでとう、一足先におばさんだね」

 

彼はそう笑いながら、大きな花束をくれました。

その日を境に、正式に付き合い始めました 。

 

私の部屋を解約して、

彼の部屋で一緒に暮らし始め、

私は彼に甘えて仕事を辞めました。

 

それからは、掃除と洗濯と料理、

毎朝の彼のお弁当作りが私の仕事になりました。

 

そしてまたその半年後、

仕事から帰ってきた彼が100点の答案用紙を見せるようなキラキラした目で、

 

「貰ってきちゃった」

 

と、婚姻届を私に見せてきました。

 

一週間後には、彼のご両親に、挨拶に行きました。

お義母さんもお義父さんも、とてもいい人たちでした。

 

結婚の挨拶に行くと、彼から聞いていたのか、

色々大変だったわねと涙を流してくれ、

息子をお願いしますと深々と頭を下げられました。

 

本当に暖かく、私を娘のように可愛がってくれました。

新しい両親ができ、私は幸せになれました。

 

私は婚姻届にサインしながら彼に聞きました。

 

「私もあなたを幸せにしたい あなたの為ならなんでもするから、なにか恩返しをさせて?」

 

彼は少し考えたあと、優しく笑いながら言いました。

 

「僕より先に死なないで」

 

結婚式は挙げませんでした 。

相変わらずずっと狭いアパートで二人暮らしです。

 

私は子供が出来ませんでした 。

私は彼にも、両親にも子供の顔を見せることが出来ず、悔しかった。

 

しかし、誰も私を責めませんでした。

私はいつのまにか、優しい人に囲まれていました。

 

幸せで、本当に幸せで、

気がつくと、彼と出会って10年が経っていました。

 

私はだめな嫁でした。

上達しない料理とお弁当を毎日食べさせ、

結局子供も出来ず、彼に甘えてばかりでした。

 

しかし彼は、私の料理を残さず食べてくれ、

いつもありがとうと言ってくれました 。

誕生日の花束も忘れたときはありません。

 

私を気遣い、

休日は彼が家事をしてくれました。

 

私は幸せでした。

 

私は今、病院のベッドの上にいます 。

先月癌が見つかりましたが、発見が遅く、

良くて1年だろうと言われました。

 

彼は毎日見舞いに来て、私の手を握ってくれます 。

一度死のうとした私への罰でしょうか 。

まだまだ彼といたいのに、 私は彼より先に死んでしまうのです。

 

幸せにしたいと言ったのに、

そんな簡単な約束も守れないのです 。

 

本当に私はだめな嫁ですね。

 

優しい彼を毎日泣かせてしまうなんて 、

長々とすいませんでした。

 

休み休み書いていたら、

こんなに長くなってしまいました 。

 

最後にもう少しだけ。

 

さくらです。

優、あなたに出会えてあなたの家族になれて幸せです 。

私を見つけてくれてありがとう。

 

優の優しさが、私を救ってくれました 。

約束、守れなくてごめんなさい。

 

先に向こうで待ってるね 。

優はおじいちゃんになってから来てください。

 

愛しています 。

いつかあなたの元に届くことを祈って。

 

エイタカ
ビックリの連続だったけど、

涙が止まらない・・・。 

私も生きているうちに妻を大事にします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

プロ婚活コンサルタント & Farmer(酪農家)
愛する家族とスローライフを送りながら、ネットを使って婚活コンサルタントとして婚活に悩む人のサポートをしています。
自然を愛し生き物を愛する性格の変わり者。
好きな言葉は「一期一会」写真を撮るのが好きです。