こんにちは!
エイタカです。
「円ブライダル」の「円」は
「縁」と「夫婦円満」をかけて名付けられました。
「夫婦円満」
いくつになっても仲良く
そしてお互いになくてはならない存在でありたいものです。
本日はあるエピソードを紹介します。
痴呆というとても悲しい体験をしながらも、
記憶が無くなっても心の奥では繋がっているという
夫婦の奥深さを感じさせる話となっています。
人生において困難は避けられません。
だけれどもそれすらも乗り越えていけるのが
夫婦の力、家族の力だと思っています。
それでは心温まっていただきましょう。
2回目のプロポーズ
僕のおじいちゃんは、
某有名大学出身でとても頭も賢く、
運動神経も抜群で、小さい頃はよく勉強やスポーツなど、
色々とおじいちゃんに教えてもらっていた。
そんなおじいちゃんが大好きで
尊敬していたし、誇りでもあった。
しかし、
今はおじいちゃんに勉強を教えてもらっていない。
正確に言えば、
教えてもらう事ができなくなってしまった。
僕が高校2年生の頃、
おじいちゃんは痴呆症になって しまったのだ。
今では僕の事も、
実の娘の僕の母親も分からなくなってしまって、
いつも僕たちに、「初めまして」とあいさつをしてくる。
唯一、奥さんである僕のおばあちゃんの事は
分かっているみたいだったけど、
ここ最近になっておばあちゃんの事も
分からなくなってしまった。
しかし、おばあちゃんは毎日笑顔で
懸命におじいちゃんの世話をしていた。
今年の年初め、
家族みんなで集まって家でごはんを食べようとなり、
久々に家族全員で集まることになった。
家族の誰一人分からなくなってしまって、
とても緊張をしているおじいちゃんに、
おばあちゃんが笑顔で家族のみんなを紹介していった。
すると、いきなりおじいちゃんは真剣な顔をして
おばあちゃんに向かって話し出した。
「あなたは、本当に素晴らしいお方だ。
いつも素敵な笑顔で、僕に笑いかけてくる・・・
あなたが笑ってくれたら、
僕はとても 幸せな気持ちになれます。
もし、独り身なら僕と結婚してくれませんか?」
家族全員の前でのプロポーズだった。
2回目のプロポーズに、
涙をぽろぽろこぼしながら
おばあちゃんは笑顔で、「はい」と答えた。
参考文献〜LOVE&HAPPY〜
あ〜いい話ですね。
ツライ中にも希望が見えるのが
一番心打たれてしまいます。
もちろん美談ではありますが、
こういう理想的な夫婦の形もあるということです。
私もいつまでも妻を愛せるようにしてきたいものです。
それでは今日も幸せを見つけにいきましょう。